日本の消費社会

今こそ日本は、消費を客から主に、手段から目的に戻し、消費(=非所得)を王座の位置にすべき時だと思います。


しかし、消費=非生産を選好することは簡単ではありません。


日本は明治以来すべての面で西欧諸国に追いつくことに、エネルギーを費やしてきました。


つねに西欧諸国にあるモデルを求めて、追いつき、追いこせ運動をしてきたのです。


今日までの日本経済は、外国からの借り入れ技術で、借り入れ製品をつくり、借り入れ市場で商売をしてきたのです。


・・・つまり、日本は自ら、技術も、製品もそして市場(需要)も創造してこなくてもうまくいったのです。


しかし日本・西欧諸国をキャッチ・アップしたいま、日本は自らの力でモデルを創っていかなければならないのです。


消費もしかりです。


ひたすらヨーロッパ・アメリカに追いつくことに専念してきた日本に、消費を創造する器量があるでしょうか?


新しく創造することは、音楽・絵画・文学などの芸術に限らず、経済活動においても、やさしいことではないのです。

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