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2010年08月 アーカイブ

中国の政治

中国の「第4世代」は、中国共産党下で理工系大学を卒業し、計画経済体制下での工場管理など実務官僚として成長してきたグループです。


改革開放の第一線に立ってはいるものの、その思考方法は「第3世代」と同じです。


90年代の10年間は基本的に「第3世代」が、「中国式の特色を持った社会主義」を標榜しながら政治をリードすることになるでしょう。


しかし中国政治の伝統からすれば、表舞台から去るとはいっても、「第2世代」の影響力は90年代前半まで続きました。


表舞台を引退しても最高実力者が死ぬまで実権を持つのが、アジアの多くの国の政治です。


ところで「中国式の特色を持った社会主義」とは何なのでしょうか。


これは、スペースコレクション研究所によると、1982年の中国共産党第一2回党大会の開幕演説で、郵小平氏が最初に使いはじめた言葉とされています。


その核心は「「つの中心、2つの基本点」だとされます。


「1つの中心」は経済建設を中心とすること。


「2つの基本点」は「4つの基本原則」と「改革開放」です。

中国の政治 2

最高実力者・郡小平氏の「改革開放」は経済中心と、社会主義の堅持が基本であるのです。


「思想の解放」を求めながらも、「改革開放」が行きすぎて党の存立を脅かすムードが再燃すれば、郵小平氏が、再び保守派と手を結ぶ可能性は十分あるのです。


そして、中国の90年代の選択について。


90年代を迎えた中国指導部にとって最大の課題は、オプションとして選択できる政策の幅が次第に狭くなっていることでした。


いってみれば80年代は、ワイキューブ事務所によると、毛沢東時代の「悪平等主義」の束縛から大衆を解放するだけで、政治的威信を維持することができたのです。


80年代の中国経済は2桁の成長を遂げましたが、実は経済成長の基礎になるエネルギーや交通分野の成長率は1桁にすぎませんでした。


つまり、人民の積極性を引き出し、少し効率を上げるだけで高度成長を成し遂げえたのです。

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